子どもの成長や経験を考えながら、習い事の「辞めどき」を見極めるのは、親としてとても悩ましい問題です。
特に、体操教室は子どもの体力や集中力、バランス感覚などを養うだけでなく、自信や忍耐力も育む場となります。
しかし、続けているうちに「辞めさせるべきか?」「続けさせるべきか?」と考える瞬間が訪れるかもしれません。
今回は、体操教室を辞めるかどうかに悩む方に向けて、辞めどきを見極めるためのポイントや判断基準についてご紹介します。
ててゴンの体験談を交えながら、体操教室(習い事)の辞めどきについてお話ししますので、参考になると嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
辞めどきを考えるタイミングとサイン
ててゴンキッズはベビー期から体操教室に通っていました。
幼児になってからは、クラスも上がり1人で体操するようになり、毎週楽しく通っていました。
しかし、サッカーを始めることになり、習うことが決まった当初はててゴン的にどちらかに絞って欲しいと思い、体操やめる?と聞いていました。
子どもは、体操も続けると言っていたので継続し、サッカーと体操を木曜と金曜に続けて習うことになりました。
しかし、いざサッカーを習い始めると子供が体操やめると言ったのです。
サッカー始める前は、体操辞めどきじゃないかと思っていましたが、いざ辞めると言われると
空中逆上がりの練習もしているし、跳び箱も4段跳べるようになりそうな今、辞めさせてしまっていいのだろうか?と悩みました。
しかし、今まで辞めないと言っていた子どもが辞めるといった変化がサインなのだと思っています。
そこで、習い事の辞めどきのタイミングやサインについてこちらでご紹介します。
子どものモチベーションの低下
長く続けることで楽しみが薄れたり、他の活動に興味が移ったりすることがあります。
子どもが体操教室を嫌がり、「今日は行きたくない」と頻繁に言うようになったり、練習中に明らかに集中していないと感じた場合は、辞めどきを考えるひとつのサインです。
体力や健康面での影響
体操は身体に負担がかかるスポーツでもあるため、子どもがケガをしやすくなってきたり、過度の疲労感を訴えるようであれば、親として体操を続けることのリスクも考慮する必要があります。
医師からも運動制限の指示が出ている場合は、続けることが逆効果になることもあります。
成長段階の変化
小学校低学年から始めた体操が、中高学年になるにつれ、勉強や他の習い事との両立が難しくなることもあります。
特に、中学受験や高校受験が近づくと、勉強に専念する必要が出てくるため、学業を優先すべき時期かどうかを考える必要があります。
辞めどきの判断基準
辞めるか続けるかの判断には、家庭ごとの価値観や子どもの個性が影響しますが、以下のポイントを基準に考えることで、より納得のいく結論が出せるでしょう。
習い事の目的を再確認する
体操教室に通う目的が「健康維持」「基礎体力向上」「仲間との協調性の養成」などであれば、目標が達成されたと感じた時点で辞めどきを考えるのも一つの手です。
また、「将来の競技選手として成長させたい」という強い意志がない場合は、無理に続ける必要はないと考える親も多いようです。
子どもの意志を尊重する
子ども自身が本当に辞めたいのか、単なる一時的な気持ちなのかを見極めるために、定期的に子どもと話し合いの時間を持つことが大切です。
親の期待や理想だけでなく、子どもの意志を尊重する姿勢が必要です。
他の習い事や興味を考慮する
体操以外にも興味がある場合や、新しい分野に挑戦したいと感じているなら、その選択肢を一緒に考えてみるのも良いでしょう。
特に成長過程での新しい興味や可能性は、子どもの将来に繋がる重要なポイントとなるかもしれません。
習い事を辞める前にできること
辞めることが最善の選択かどうかを見極めるために、辞める前にできるいくつかの方法をご紹介します。
試しに休み期間を設ける
辞める前に、試しに1~2か月の休み期間を設けると、子どもの気持ちや体操への意欲がどう変化するかを確認できます。
一時的に離れることで、新たな視点で体操を見直せる場合もあります。
体操以外の経験を増やす
一つの習い事だけにこだわらず、子どもの成長に応じて様々な経験をさせることも大切です。
例えば、スポーツ以外の趣味や、文化的な活動(音楽やアートなど)を体験することで、将来の方向性に幅を持たせることができます。
親子での目標設定
目標を設定し、それが達成された時に辞めるというルールを決める方法もあります。
例えば「3か月後にはバック転ができるようになりたい」といった小さな目標を立てることで、辞めるタイミングを明確にし、子どもにも達成感を与えられます。
親子での話し合いと今後の展望
辞めどきを考える時は、親子でのオープンな話し合いが不可欠です。
子どもが自分の意思を率直に伝えられるように、以下のポイントに注意して話し合いましょう。
子どもの気持ちを尊重する
体操に対する子どもの気持ちを理解しようとすることが、子どもとの信頼関係を築くための第一歩です。
体操に対する興味が薄れているなら、その気持ちを受け止めることで、無理強いを避けることができます。
「どうしたい?」と問いかける
「体操を続けたい?」ではなく、「これからどうしたい?」と問いかけることで、子ども自身が将来を考え、自分の意志で行動を決定する力を育てることができます。
家族全体の生活リズムも考慮する
習い事の送迎や、家庭内でのスケジュール調整が難しい場合は、家族全体の生活リズムも考慮に入れることが大切です。
家族が無理なく生活できる範囲で習い事を続けるかどうかを判断しましょう。
まとめ:辞めることも前向きな選択肢
習い事の辞めどきは決してネガティブな決断ではなく、子どもの成長をサポートするための前向きな選択です。
習い事を通じて培った経験や人間関係は、将来必ず役立つものです。
親子でしっかり話し合い、新しい挑戦に踏み出すことができれば、辞めることはまた新たなスタートだと、ててゴンは思います。
今回は、体操教室の辞めどきについてご紹介しましたが同じように悩んでいる方の参考になると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。